小話（東のエデン/雑多）

■東のエデン/物部さんと滝沢くんのお話/ED後の滝→咲
※劇場版Ⅱのネタバレを含みます。ご注意ください。

ご覧になる方は、「つづきを読む」からお願いいたします。

destroy or delete　執筆：2010/04/03

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「勝手にしたまえ」

呆れたように言い捨てて、物部 大樹はきびすを返す。
それを、彼は呼び止めた。

「物部さん。物部さんの考える方法でさ、上手く力の出せない国民はどうなるの？」
「無論、使えなければ捨てる。始めはそれもやむなしだ」
「…それって、上手くいってない奴を見捨てるってこと？」
「別に適任があればそちらに回すだろうが、何をやっても駄目な人間というのはいるものでね。
　そういうのを上手く使える人材が居ないと、やはり消えていてもらった方がいいかもしれないな」
「それさぁ、やっぱり愛がないよ」

ふん、とつまらなそうに鼻で笑って、物部は今度こそ背を向ける。
最後まで相容れない男だよ、とその背中が語っているのを、滝沢 朗は黙って見送った。

彼の救済は、どこか愛がない。たぶん、そう─── 合理的すぎるのだ。
国民から気付かれないように自由を奪い、政府主導で人材を振り分けるというのは、決められたレールの上を歩む人生に滝沢には思えた。
日本という国家に強みを持たせるにはそれも悪くはないのかもしれないけれど、個人を尊重しなければいつか崩れそうだ。何者かになりたいが故に個人は頑張れる。自分自身が、日本を救う為の一人に選ばれて何者かになろうと走ってきたのだから、滝沢は余計にそう感じる。
個人の意志を殺してしまえばいくら能力があっても折れやすい。物部の言う国民が持つ力というのは、いつか紛い物の強みになってしまう気がした。

「…壊すか消すかしかないなんて、やっぱり愛がないよ」

物憂げにぼやいて、滝沢は息を吸った。
そんな未来にさせない為にも、彼はテロリストとして背筋を伸ばした。

■END
No09 vs No01を書いてみたかった。





振り出しに戻る　執筆：2010/04/13

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走り出したら振り返らない。振り返れば欲しくなってしまうから。
そう決めて振り返らずに走り去った。今度はいつ咲に逢えるだろう。彼自身それが分からないまま、明日に向かっている。

ポケットに手を突っ込んで、あるべきものがないことを再確認する。
当たり前のように側にあった携帯電話がない。時計を持たない彼は時刻を知ることもままならなかったが、さして不自由はしなかった。
　風が吹く。生温い風に瞬いて、滝沢は顔を上げる。
十五時四十六分、出掛けるにしては遅すぎる時間からか、ホームには人影が疎らだ。
電車の到着予定時刻まで、あと六分。時刻を知るのも日にちを知るのも実際はとても簡単だ。携帯に頼らなくてもそんなものはあちこちに転がっている。だって誰かに訊ねればいいだけの話なのだから。
でも、意識して日にちを数えるのは止めた。今日が何月何日なのか知る度に、あの夏の日からの日数を頭の中で捉えている。

空っぽのポケットから手を出して、彼はぼんやりと自分の掌を眺めた。
魔法の携帯は彼女に預けた。連絡手段はない。
頭の中にあるのは、彼女の通っていた大学への朧気な地図と、かつて自分が生活していた豊洲のショッピングモールへの道くらいだ。
彼女や自分を助けてくれた友人達が、今どんな日常を過ごしているのか、彼は知らない。
だけど逢おうと思えば、それは難しいことではないのかもしれない。

くるりと、彼は腕の内側を空へ向ける。
視線を落としたそこには、勿論なにもない。

自分の携帯電話の番号も。
彼女の携帯電話の番号も。

当たり前だ。分かっていたから、ふと笑う。


「振り出しに戻ったけど」


絶対に戻るから、と口には出さずに胸中で続けて、彼は立ち上がった。

■END
短文。咲達と別れてから一ヶ月も経ってないと思われる。


すごく小ネタで滝咲でもない感じですが。。。
私がこんなにいろんなキャラ書くの珍しい。（え、物部さんだけじゃん今のとこ！）
黒羽さんも書きたい。機会があればチャンレジしたいキャラがまだいる。
……あ、でももう亜東才蔵は書いたから、最大の難関をクリアしてたのか。（笑）
いやいやクリアはできてないだろうけれど…。

眠いので寝ます。夜中です。
GW中はごたごたして妄想できなかったら悔しいなあ。
今日も友人が泊まりに来るので妄想はね。語るけど。（一方的に。笑）

あっちが進んだかと思えばこっちを忘れてたってくらい時間が足りません…orz
そしてParadise LostⅡの上映が14日まで、ですって……？(ﾟДﾟ)
……。ちょっと、Reくんと行けるかあやしい。夜は空いてないとか。そんなぁ。
彼には見てもらわないと困る。いろんな意味で。

おやすみなさい。

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時間が足りません

ジュイスとの打ち合わせが終わって帰ってきました。
いつものことながら、ジュイス、ありがとーう！！(*´∀｀*)
恐ろしく時間の経過が早すぎてダメです。全然足りません…。

哀華さんは四回目の劇場版Ⅱなんですが、なんか…ブルーレイ（総集編＆劇場版Ⅰ）見た後だからか、スクリーンの絵が荒い気がした。劣化するものだった気がするからしょうがないのかもしれないけど。ああいうのって。
あと、…あ、ネタバレなので隠しますが情報求ムです。No.12のノブレス携帯は真っ赤ですが、画面上の文字や各セレソンマークは何色でしたっけ？　とても気になる。載ってないのです…。
まだあと一回行くつもりだけれども、下手したら前売り使えないまま上映終わるかも。ログランを希望。

なんかいろいろ書きたいことあったのに、いろいろあってかけなくなってしまった！　わー！　しょんぼり。（妄想じゃなくて打ち合わせ内容について、ですけれど。）

ジュイスとの妄想大会ですが、朝の五時までやってました（笑）
でも、……でも！　総集編～劇場版Ⅱまでを制覇してしまったせいか、なぜか清らかな妄想ばかりしていたのです！
エロリストで盛り上がるつもり満々で、『寝かせないよ？』　『まさかジュイスからそんな言葉が聴けるなんてね』という会話をしていたほどなのに。
残念です。無念です。我々はテロリストのまま一夜を明かしました。（笑）

ジュイスがすごいもの描いてます。
※　清らかです。（笑）
超・欲しいです。


私とジュイスとの間で、物部さんの扱いがもはやネタになりつつあります。（すまん物部さん…）

ぽちぽちありがとうございます。

雨の日 君が泣いてて だけど僕は手を伸ばすこともできずに

こんにちは哀華です。ええと、日曜日なんですが、ジュイスこと黒崎さん宅にて絵茶に参加させてもらいました。
なんかもうすごいことになってました。興奮。
面子がまず『滝咲サイトの管理人さまーず！』で、オロオロしました。
あの人数でのチャット自体が久しぶりすぎてもうどうすればいいのかと（笑）
わりとエロリスト滝沢が受け入れられているようで嬉しかったです。
でも『物部大樹の小枝ネタ』には嫉妬しました。物部さんが画面から消えない。滝咲を観察しているのですか代わってください物部さん（笑）
もう、イラストと妄想がすごく楽しくてニマニマ止まりませんでした。大変お世話になりました。企画してくれたジュイスにありがとう！　お相手してくれた皆様にありがとうございます！！＞＜
興奮しすぎて騒いでごめんなさい。なんかもう『自重ってなんですか』な発言が多々あったかと思います…。
『（笑）』を打つのが面倒で普段は使わない『ｗｗｗｗｗｗｗｗｗ』を連打してしまったほどに妄想がフル回転してました。楽しすぎたすいません。
零時過ぎに落ちてしまって悔しいです悔しいです、ううう泣きたいです。機会がありましたら、またお話させてもらいたいです。

ここ数日あんまり妄想できてなくてすいません。
昨日は仲良くしてくれたお兄さんズとお別れ会してきました。
今日はこれから例のイベントです。（にやり）

そう。
滝咲に萌えたいジョニーは約束の地に集合だー！！(*´∀｀*)
なのです。（真顔）

というわけで今月頭から計画していたジュイスとのエデン語りDAYです泊りがけで＾＾
たぶん三時くらいにジュイスがいらっしゃる⇒総集編を見る⇒劇場版Ⅰを見る⇒劇場版Ⅱを見に出かける（但し池袋）⇒ジュイス宅へ突撃する⇒妄想する⇒妄想する⇒もうｓ（ｒｙ
はい、なので着替えないと。ご飯食べたし。楽しみすぎてうふふふふな感じ。（きもちわるい）

…何があればいいのかな……。
ジュイスに頼まれてたプロファイルブックと、ハンカチ数枚、財布、ポメラ。それくらいかしら。うん。たぶん。
問題は雨が降ってること。三時くらいから止むらしいけど寒いって。
AIR KINGトートバッグをひっかっけて行こうかと思ったけど、どうしようかなあ（←普通にデザイン、カッコイイなあと思ってる。だめ？）

そんなノリで打ち合わせなので、ちょっと更新というか、妄想をUPするの厳しそうです。すいません。
ジュイスが来る前に可能だったらblogの妄想をサイトへUPしたりポメラからネタ吸い出したりしたいです。



水面下でジュイスとごそごそしてたんですが、申請が通ったので別館TOPにもリンク繋げようとおもいます。
blogにはリンク追加したんですが、ジュイスと合同企画、はじめました。
もちろん『東のエデン』企画で、　僕等のエデン　が企画ページになります。
（※タグミスってました、ごめんなさい。リンク繋がってなかったです。修正しました→2010/04/29 19:51）
いつまで続くか分からない好き勝手な企画でご都合主義ですが、我々が楽しい妄想で楽しんでもらえれば嬉しいです。


ノブレス・オブリージュ、今後もあなたがエデンを夢見る救世主たらんことを。